フリーランスフリーラン

とくにないです

オフィスに居場所がない

最近業務委託契約している会社が新築のビルに移転したのだけれど絶望的に居場所がない。

 

基本的に広いので社員たちは連係のために密集しているのだけれど、たまにしか出社しない僕にはデスクが与えられていないので勝手に隅の席に座っている。出社しても誰とも話をせずに一日を終えることもしばしば。と言うか社員には僕の姿が見えていない可能性すらある。

 

新しいオフィスはオートロックになっており、入館証がないと入れない仕組みになっている。にも関わらず先日まで入館証が貰えなかった。「入館証が欲しいです」と言い出すことができなかったからだ。

 

そのため出社する度に受付にコールして「業務委託の田波です。開けて頂けますか」と言う必要があったのだが、去年のクリスマス時にいくらコールしても誰もでないことがあった。何度コールしても反応がないため「全員死んだのかもしれない。もう出社するのはやめよう」と、思っていたらようやく反応があった。クリスマスパーティーをしていて盛り上がっていたためコールが聞こえなかったらしい。

 

「すみません!ちょっと盛り上がっちゃって全然気づきませんでした(笑)ここに座って田波さんもチキンとケーキ食べてください。あ、ビールもいっちゃいます?(笑)」

 

異様に盛り上がる社内と数分前まで全員死んでしまったのだと思っていた僕、あまりにもテンションに差がありすぎて隅で食べかけのチキンをつつくことしかできなかった。チキンは美味しかったけれど、何故だか少ししょっぱかった。

ブログ復活か?

このブログは私が卓越した知性と説得力をもって、この腐りきった日本社会で『フリーランス』と言う働き方を啓蒙する訳でもなく、齢三十を超えてニートであり続けることに恐怖を覚えた男が税務署に開業届を一枚提出しただけで『フリーランス』と言う立場を手に入れて何か社会に許された気になっているものの、更に年を重ねてしまった昨今、将来への不安が増し増しになってしまったため、とりあえずブログを書いて何かをしている気になろう、精神の安定を図ろう、と言った主旨の精神医療ブログである。

 

開業届を提出した当初、妙にテンションの上がっていた僕はフリーランスとして独立しました!お仕事のご依頼お待ちしています!」と言った内容のメールを過去面接を受けただけの企業にまで(落とされた)送りつけていたのだけれど、これに反応した一社からシステム系の依頼を貰い(高額だったため知識もないのに受けた)泣きながら実装したと言う過去がある。

 

後日依頼主の社長と実際に会って正直に「全然わからなかったけれど勢いで受けた」と伝えたところ「知識がなくてもできるものなんだね。わからないことでも調べて作ってくれるなら凄いよ」などと言う神と見紛うお言葉を頂戴した上に改めて業務委託契約を締結したいと言う有り難い申し出まで頂いた。

 

断った。

 

個人事業主届けを提出しただけで一年分の精神力を使い尽くしたところに、謎のシステムを納品したことで向こう三年間の労働意欲を発揮し尽くしてしまったからだ。

 

しかし社長は諦めなかった。「週五日も働きたくない」と言う僕に対して『基本在宅作業で週に二日だけ出社』と言う条件を提示し、それに加えて「朝は絶対起きれない。起きたくない」などと言うクズっぷりを発揮する僕に『週二日の出社は午後だけで良い』とまで言ってくれたのだ。

 

それでも首を縦に振らないクズ。

 

やがて業を煮やした社長は勝手にオフィス内に僕専用のPCとデスクを準備し、出社日まで指定して去って行った。もはや逃げ道はなかった。働くしか…働くしかなかった。

 

変わらない条件で業務委託契約を続けている今、何か会社は急成長して大きなビルへと移転した。人も増えた。新しく増えた人たちが週に二回、それも午後だけ出社する僕を見て「一体何者なのだろう」と首を傾げている気がする。

 

そんな感じで一応生きていけるくらいのお金は貰っているけれど、中身はニート。そんな男が書くブログ。