フリーランスフリーラン

とくにないです

痩せることによりクライミング力は飛躍的に向上する

何もする気力が沸きません。

 

それなりに過酷なダイエットをしています。既に二ヶ月弱で5kg近く落としました。ダイエットの内容は間食はしない、22時以降は食事をしないと言うものです。書いてみるとそこまで過酷には感じませんが、これまでの僕はほぼ間食と深夜のカップ焼きそばで成り立っていたと言っても過言ではないので、これはもう過酷を飛び越えて地獄と言って良いでしょう。

 

流行りの断食道場へ行くことも考えましたが、実際にWEBサイトを確認すると近所の絶食道場の一泊の料金が1万円だったのでそっとブラウザを閉じました。

 

1万円て。詳しいプランは見ていないけれど何も食べないのに1万円なの?一泊1万円だったらそこそこ良い温泉旅館に泊まってお腹いっぱい食べれるんですけど?3000泊したら家が建つ金額になるんですけど?きちんとパートナーと間取りの相談をした上で家を建てたいんですけど?

 

では何故ダイエットに挑戦しているのか。

 

来るゴールデンウィークのクライミング合宿に向けての最終調整です。クライミングにおいて1kgのダイエットは死活問題です。5kg違えばそれは天と地ほどに差があり、具体的には室伏広治ムロツヨシくらい違います。

 

今期は小川山の『虹の入江』と言う初段課題を目標にしているのですが、画像を見ての通り下手に落ちたら大変なことになります。実際この近くの『ヘブンズゲート』と言う二段課題では過去に死亡事故があったそうです。そもそも課題名からして不吉な予感を孕んでいますね。

 

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奥の面が『虹の入江』初段

 

文字通り『死ぬほど』の苦労して岩を登るのがボルダリングです。これほど原始的で自己責任なスポーツが他にありますでしょうか。「何でそんな危険なことしてるの?バカなの?」みたいなことを言われますが、こちらとら伊達や酔狂で登ってる訳ではなくて、登った際に脳から分泌される快楽物質のために登っているんです。ある種の中毒症状と言えます。つまりは酔狂でした。

 

例えば同じ小川山のリード課題(ロープを使って登る一般的なイメージ通りのロッククライミング)に『小川山ストーリー』と言う課題があるのですが、この課題は初心者の登竜門でありながら28mもの高さを登ります。第一関節が掛かれば御の字と言う岩肌を数十分かけて登るわけです。

 

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死ぬほど見え辛いが頂上付近の岩肌を登るのが『小川山ストーリー』

 

そうするとですね、出るんですよ。脳内物質がびしゃびしゃと。終点まで達して振り向いた時の絶景と脳内物質が相まって無敵状態になるんです。今なら何でも成し遂げられる!超モテる!実質橋本環奈と入籍してる!みたいな気持ちになるんですよ。地上に戻るとこの興奮状態もやや落ち着いて「あ、やっぱモテないし入籍もしてないわ」ってなるんですけど。

 

先ほども書いた通りフリークライミングと言うのは原始的なスポーツなんですね。究極的に言ってしまえば身一つで岩登りはできます。岩登りは木登りとは全く異なるので岩や崖を登るのであれば人間が一番優れていると思うんです。『小川山ストーリー』を猫や猿が登れるとは思えませんし。

 

この『登る』と言う原始的な力は鍛えておいて損はないと思うんですよ。

 

例えば山で熊と出会ったとするじゃないですか。どこぞの黄色いヤツじゃなくて三毛別で現れたような巨大熊ですよ。熊ってめちゃくちゃ足が速くて一説によると最高速度は60kmに達すると言われていますし、木登りも得意なので好戦的な熊に出会ったらまず死が確定するんですね。一般peopleなら成す術なくワンパンですよ。

 

ではその場に僕がいたらどうなのか。言うても8年のクライミング経験を持つ僕です。まぁ余裕でワンパンですよね。僕が。クライマーとは言え成す術なく即死ですよ。そもそも熊と出会ったタイミングで都合良く近くに手頃な岩や崖が存在する可能性は低いですし、登っている最中に背中から食われるのは必然じゃないですか。だからこれは熊と出会ったら諦めましょうと言うお話です。

 

じゃあ実際8年間鍛え続けた『登る力』は一体どのような場面で活躍するのか。

 

今のところ明確に役に立ったと言う事実はありませんが、銭湯で男湯と女湯を隔てている中央の壁があるじゃないですか。あれは自信を持って超えられると明言しておきます。壁は超えられるが、超えれば捕まってしまう。あとは精神的な障壁を乗り越える力さえあれば僕は更なる高みへと登っていけることでしょう。