フリーランスフリーラン

とくにないです

京浜東北線で乗り合わせたBBAを許さない

電車の座席で目を覚ますと眼前にトライフォースが存在しておりました。

 

しかしここはファンタジー世界ではなく現実世界。冷静に観察してみるとそれはトライフォースなどではなく、向かいの席で大股を広げて眠るババアのパンティであり、この世の穢れの全てを凝縮したような汚物であったため、僕は激怒しました。

 

未だかつてこんなにも激怒したことがあったでしょうか。そしてこんなにも悲しい怒りがあるのだな、と妙に達観もしてみましたが、僕の海馬に刻み込まれた穢れは払拭されず、また周囲の人々も同様に穢れを受けているのであろう状況に、今度は危機感を感じずにはいられませんでした。

 

満員電車と言うほどではないにしろ、車内はそこそこ人で溢れています。

 

目の前にいる人物が美人女子高生であったならばどれほどの人々が救われたでしょうか。しかし悲しいかな、目の前で大股を広げている人物は紛うことなきババアであり、気を鎮めて心の目で観察しようともババアであり、神に祈りを捧げて曇りなき眼で永遠を映そうともババアであり、これはもう完全無双のババアなのでありました。

 

いや待ってくれ。

 

車内はそこそこ人で溢れているのに、なんで対面の席に座っているババアがこうも露わなんだ。なんでモーセが海を割ったように僕とババアの直線上のみに綺麗に人が存在していないんだ。ビームか。ババアのビーム発射準備が完了しているからみんな避難しているのか。だとしたら僕に直撃するのだけれど、逃げた方が良いのか。僕は。

 

 

もうそういう冗談は置いといて、少しでも視線を上げるとどうしてもババアの恥部が目に入るのでひたすら寝たフリをしていたのですが、目を閉じたら閉じたで何か怖いんです。銃口を突きつけられているかのような圧が感じられるんです。わかりますか。まず目を閉じてください。そして額にそっと指を近づけてください。何か指先から額へと不愉快な気配が感じられませんか?それを百億倍に濃縮したような不快感が僕の感じているソレです。

 

死にたい。

 

パンティ一つで人一人をここまでネガティブな感情にさせるだなんて、ババアは優秀なヒットマン、もしくは生物兵器である可能性があります。僕は完全にロックオンされました。もう間もなく死にます。死ぬでしょう。死ななければこの苦しみからは逃れられないのだと思います。だからもう死にます。さようなら。